いくぜ!100万台!!PlayStationと同世代機

いくぜ!100万台!

これは初代PlayStationのテレビCM使われたキャッチコピーの一つです!

今回はPlayStationについて色々調べてみたのでご紹介していきます!

PlayStationというのは元々スーパーファミコンの周辺機器として開発されていた?

もともとPlayStationというのは当時、スーパーファミコンの周辺機器として発売が予定されていたとのことでした、この事については聞いたことがある人も結構いらっしゃると思います。
理由はいろいろと推測されていますが、ここでの言及は控えておきます。

当時どのような形でこの話が白紙になってしまったのかを見ていくと個人的には思ったよりショッキングな内容でした(*_*;

時は1991年、当時毎年6月にシカゴで開かれるコンシュマー・エレクトロニクス・ショー(略称:CES)でスーパーファミコン向けのPlayStationの発表の準備をしていたソニー陣営にある情報がはいります。

それは任天堂とフィリップスが提携してCD-ROMアダプタを開発するという情報でした、もちろんソニー側は抗議をしたようだがうまくはいかず結局は破談になりました。

結局シカゴで開かれたイベントではソニーは『任天堂用のCD-ROMドライブの試作機』を発表、だが任天堂はその翌日に『フィリップスにCD-ROMを開発してもらう』という内容を発表したのでいろいろと話題に・・・(情報事態はイベントの数日前にソニーには入っていた模様、大きなイベントだったので発表内容の変更ができなかったのではないかと個人的には予測していますが真実はわかりません。)

じつはソニーは任天堂にスーパーファミコン向けの部品などを卸していて商売仲間でした、しかもフィリップスとソニーは『CD-i』というCDの規格を一緒に開発した経緯もあったのですが、まさかこの両者からこのような風にされるとは思わなかったでしょうね・・・

任天堂PlayStationの企画が白紙になった影響でソニーのゲーム開発部門が開発していたソフトのいくつかがとん挫した結果15憶の損失がでたとか?(Wikipedia参照)
(でも、元々はハード制作だけの契約だったらしいけど一体・・・?)

ソニー陣営のみでPlayStationの再出発

任天堂との交渉は結局うまくいかず、任天堂のPlayStationというゲーム機はなくなってしまいましたが、ソニー(正確にはSCE)のみでPlayStationの規格を再出発することに。
当時発売される予定だったスーパーファミコンの周辺機器としてのPlayStationと実際に発売されたPlayStationは別物です。
開発コードは『PS-X』(PS2のDVDレコーダーじゃないよ)

PlayStationはリアルタイムでの3D描写に特化したゲーム機として開発がすすめられました、3D表現の技術の発端はソニーの研究所にあったテレビ番組向けに使われていた技術が元になり、遅延が少ないリアルタイム3D描写が可能になりました。

また、メディアとしてはCD-ROMメディアを採用しており最大700MBまで搭載可能と、スーパーファミコンの最大6MBを考えると100倍以上の容量が使える計算、この大容量を活かしてファイナルファンタジーなどのRPGが次々とPlayStationで開発・販売されることになり結局この世代の覇権を握るのはPlayStationとなりました。

ライバルはセガサターン

実際にPlayStationが発売されてからのライバルは当時PlayStationと肩を並べるほど人気があったセガサターン。
1993年セガ・エンタープライゼスよりアーケードゲームのバーチャファイターが発表され、大きな話題を呼んびましたが、そのバーチャファイターがセガサターンのローンチタイトルとして発売されました。(ローンチタイトル =ゲーム機と同時発売)
また、アーケード向けバーチャファイターの発表が、これからのゲームは3Dだという認識がゲーム業界に広まるきっかけになったといわれています。
上記の影響もあり1994年、PlayStation発売してからのライバルは、スーパーファミコンというよりはセガサターンだったとの事。まぁ私は発売当時2歳だったので全く知らないんですけどね(笑)

発売初期のころはPlayStationもセガサターン人気にそこまで差が出ていなかったようですが、実はセガサターンにはある弱点がありました、それはセガサターンは2D向ゲーム向けの設計だったということ。

あるときPlayStationという3D向けのゲーム機の存在や任天堂の次世代機であるNINTENDO64のスペックについての噂話がセガの耳に入ってきました、当時セガはバーチャファイターを開発しましたが、それはあくまでアーケード向けのゲームだったので、まだ家庭用ゲーム機で3DCGを表現するゲーム機を出すというつもりはなかったみたい。

なのでセガサターンは2D向けゲーム向けの設計に作られていました、PlayStationやNINTENDO64が当時の業務用コンピュータ並みの性能を持つというのを聞いてしまい、セガもそのまま黙っていることはできなかったのでしょう、ですが、既に大幅な設計の変更ができるような状況でもなかったのでセガはある秘策を使う事にしました。

セガサターンは当時、日立のSH2というプロセッサを搭載を1つ搭載する予定でした、このCPUの特徴は当時は実験的ではあるものの、マルチプロセッサ機能が搭載されていたプロセッサだったんです。セガサターンは当初1つのCPUを搭載して発売する予定で開発が進められており、すでにある程度開発が進んでしまっていたので、実験的に搭載されていたマルチプロセッサ機能を使うことで3D描写にも耐えうる性能をむりやり実現した。(まぁ、この構成が後の値下げ合戦時に足を引っ張る形をとりセガサターンは苦しむことになるのですが・・・)

そのおかげなのか、ローンチタイトルにバーチャファイターを持ってこれたのでしょうが、そこは結局は付け焼き刃、時代の流れをくんでいたのは3D描写に特化していたPlayStationでした、3D描写性能が劣ることが災いしたのか、これからの時代を担っていく3D 表現を活かしたゲームソフトの数々がPlayStation向けに発売されてしまう結果に・・・

ただ3D描写を活かしたゲームの火付け役にったのが、セガのアーケード部門が開発していた『バーチャファイター』であるのは皮肉な話ではありますね。

そして、アーケード向けバーチャファイターの発表をみてPlayStationの可能性に目を付けたのがナムコ(現:バンダイナムコゲームス)、当時アーケードゲームで絶大の人気を得ていたリッジレーサーがPlayStationで発売されるのが決定されました。
後に鉄拳などもPlayStationで売り出し、鉄拳シリーズは現在も発売され続けるほどの人気シリーズへ

また今後のアーケードゲームはPlayStationの技術をベースにする事で移植をし易くするなどの方向転換が行われるまでしたようす。(ソニーと共同でプレイステーションの技術をベースとしたアーケードゲーム向けのボードSYSTEM11が開発された)

NINTENDO64はPlayStationの4倍の処理性能があったらしい、が・・・

NINTENDO64はPlayStationが発売されてから1年以上が経過してから発売されました。実際、NINTENDO64のCPU性能はPlayStationの4倍高性能だったらしいです。
ただNINTENDO64はロード時間の懸念からカセットROMの使用を継続した結果、ソフトの発売価格はPlayStationは6000円前後の価格にかかわらず、NINTENDO64のカセットは10000円近くしてしまいました・・・

しかもNINTENDO64の最大容量64MBと低容量であったためムービー演出も少ないのも特徴でした。(NINTENDO64の『64』は64MBじゃなくて64bitのCPUを使っているかららしい)

ちなみにPlayStationやセガサターンはCD-ROMを採用しているので700MB程度まで使えるので10分の1。

しかもCDはプラスチックをプレスして作るものなので量産するメディアとしては採用しやすく、また単価も安くし易かったのも大きかった。
さらにNINTENDO64はPlayStation発売から1年以上も経過していて普及台数も違うことなどから、サードパーティーのソフトが不足した、性能全般はPlayStationを超えており、性能を考えれば発売当時25000円というのはかなりの低価格ではあったものの、当時すでにPlayStationが19,800円であったため価格面では勝てず、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストといった人気ソフトがPlayStationに流れたことが、PlayStationが覇者となった理由だと思われる。

PlayStationは次のステージへ

ということでPlayStationについてお話をしていきました。いくぜ!100万台を豪語していたPlayStationは実際には1億台を売れたゲーム機になり、ソニー本体にとってもゲーム事業への見方が変わり始めるきっかけになったようです。

その結果いろいろな迷機を生んでしまうような状況になったようですが・・・

次は世界一売れたゲーム機である『PlayStation2』について話を進めていきたいと思いますので是非動画もチェックしてみてください!

参考記事一覧

Wikipedia:PlayStation (ゲーム機)
https://ja.wikipedia.org/wiki/PlayStation_(%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E6%A9%9F)
Wikipedia:NINTENDO64
https://ja.wikipedia.org/wiki/NINTENDO64
Wikipedia:セガサターン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AC%E3%82%B5%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3
Wikipedia:SH-2 (プロセッサ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/SH-2_(%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B5)
魔法使いの森:サターンのCPU
https://www.wizforest.com/OldGood/saturn/cpu.html;p2
ネサスエレクトロニクス株式会社開発ストーリー 第六話
http://web.archive.org/web/20150417010407/http://japan.renesas.com/products/mpumcu/superh/related_sh/theme/story/06.jsp
gigazine;任天堂とソニーがコラボした幻のゲーム機「Nintendo PlayStation」がオークションに出品される予定
https://gigazine.net/news/20191218-nintendo-playstation-prototype-auction/

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taka

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