PS3(PlayStation3)は何がすごかったのか?

どうも!takaです!

今回はPS3についてのお話です!、もうこのゲーム機が発売されてから約14年が経つんですね~

私も年をとるわけだ(笑)発売が決まった当時は私は14歳の中学生で6万という価格に絶望したものです(^^;)

さて、そんなPS3ですが、実はゲーム機以外の側面で様々なエピソードがあったんですよ!
最新機種PS5が発売されることを記念して、2006年11月11日に発売されたPPS3にゲーム機以外の側面についての動画を先日投稿したので、ブログでもご紹介したいと思います!!

しかしこの動画思った以上に再生されてびっくりしました・・・何が再生されるのかわからないものですね(;^ω^)

この題材についての動画はこちら↓

PlayStation3はどんなゲーム機?

PS3ではDVDの普及に大活躍をしたPS2の経験を元にPS3にもSonyやフィリップスなどが開発し普及を目指していたBlu-rayDiscの採用されました。

実はこの当時はBlu-rayDiscのほかに東芝やNECが開発・普及をしていたHDDVDとの次世代メディア規格の主権争いが行われていて、Blu-rayDiscの普及をしたかったSonyはソニー・コンピュータエンタテインメントが開発していたPS3にBlu-rayDiscの採用を決めてたといわれています。

ですが、当時はPS2の活躍もあり、ようやくDVDが浸透したばかりだったのでBlu-rayの登場はあまりにも早かったのです。(その前のVHS→DVDの登場までが長かったのにDVD→BDは早かった。)

また2006年当時はHD画質のテレビの普及も仕切っていなかったせいで、フルHDの高画質なゲームができるというPS3の強みも半減してしまってたという側面もありました。

さらにさらに、初期のPS3は高かった(5万~6万前後)ので、半分以下の値段でWiiが買え、さらにPSPやDSなども同時に買えるくらいの価格差があったので価格面でWiiにシェアを奪われてしまっていました(笑)
ちなみに私は学生だったので頑張って親を説得してWiiではなくPS3を買ってもらいました(;_:)

ですが、2011年の地デジ化の影響でHD画質のテレビの普及がすすみ、WiiのSD画質の粗さが目立ち始めた事、さらに広範になってPS3のゲームソフトが充実してきて、さらにBlu-rayプレイヤーとしても使えるなどの点からPS3が後半になって盛り返してきました。後半のWiiは正直ゲームソフトが少なくて人気が落ちていった印象がありました(*_*;

さて、ここからが本題です(笑)

このPS3はある凄い特徴があって発売前から注目を集めていたんです!ここからはそのあたりに触れて話をしていきたいと思います!

PlayStation3の超高性能CPUCell(セル)の搭載

PS3の一番の特徴、それは当時としては超高性能CPUであった『Cell Broadband Engineセル ブロードバンド エンジン』にあります。

このCPUの何がすごいのか?それは当時としては画期的な構造だったためです。

それは当時マルチコアが珍しかった時代にPS3に搭載されたCellは9コアが搭載されたんです!

2006年はIntelがCore-2duoを発売されたあたりだった当時を考えるとそのすごさがなんとなく分かっていただけると思います。

ただ画期的だったのはそのコア数ではありません。

PS3で採用されているCellはIntelのCoreシリーズなどとはまた違ったアプローチで開発されていた点です。

Cellは9つのコアのうちの1つはOSの制御などを行うために使われるコアで『PPE』と呼ばれてるコアを搭載し、そして残りの8つのコアが『SPE』と呼ばれる演算用のコアという異なるコアを組み合わせたマルチコア方式が採用されたんです。この方式を『ヘテロジニアスマルチコア』と呼ばれ当時としてはあまり例を見ない設計だったらしいです!

そして8つのSPEコアのうち、1つのコアを無効化して合計8コアで稼働しているのがPS3のCellというCPUでした。

さて、なぜ一つのコアを無効化するのか?

それはCPUの製造過程で9コアすべてが完璧な状態で製造できるわけではないからです。はじめから1つのコアが不良品であってもいい様にあらかじめ無効化を前提に開発がされることで生産性を確保するのが狙いのようです、事実ソニーの試算ではこのような生産方式を採用することで倍近い生産性が確保できるとの計算だったようです。

しかしこの高性能Cell、当時としてはかなりの高性能でしたがPCには搭載されませんでした。8コアもあるのにどうして?と思われるかもしれませんが、超簡単に話すと様々な用途で使用されるPCなどの一般的なコンピュータに向かない作りをしていた為です。

資料によると、OS用コアのPPEの性能はPentium 4の20パーセントほどしかなかったらしいですが、画像処理や数値解析などについてはかなりの性能を誇っていて、演算用のSPE 8基でPentium 4の12倍の処理能力があったというあまりにも尖った設計のCPUでした。

この極端すぎる設計のためPCなどには搭載されなかったし、成功もしなかったんだと思いますが・・・
(ちなみにSonyこのCellに3000億円近くの投資を行っていたから大きな代償を払わされることに・・・)

PlayStation3のゲーム機以外の側面とは?PS3がスパコンに?

さて、ここでCellの特徴をもう一度思い出してみましょう。

そう、『PCに向かない極端な性能・設計』です。

この画像処理や数値解析といった分野が得意なCellの特徴を生かしてあるプロジェクトがアメリカ空軍で行われることになりました。それは2000台近くのPS3をネットワーク接続して処理能力を向上させスパコンをつくるというプロジェクトです!

これはマサチューセッツ大学ダートマス校の教授が2007年に8台のPS3を繋げてスパコンとして構築したことが発端になったようで、Cellの性能や特徴、PS3の価格、PS3にはなぜかLinuxなどの他のOSをインストールができる機能があったので、その様々な要因があいまった結果、従来方法の10分の1のコストで当時のスパコンと同等の性能を得ることができる超ハイコスパスパコンが作成可能になったらしいです(笑)

他にもマサチューセッツ大学ダートマス校でも16台のPS3を繋げて重力波やブラックホールの観測に使用されるなど様々な用途で活躍したそう・・・
(そのあとソフトウェアアップデートでOSのインストール機能のが削除されて集団訴訟などの問題にも発展したとのことですが・・・まぁ元をたどればゲーム機だし・・・)

しかも、最近世界で騒がせている新型コロナウイルスで注目された『Folding@home』も2007年当時はPS3での参加が可能になるなどを考えると、PS3は本当にコンピューターの側面を持ったゲーム機だったことがうかがえます
(Folding@homeはウイルスなどのシミュレーションをPCやスマートフォンの処理能力を使って行い創薬などの役立てるためのプロジェクトで誰でも参加可能)

Folding@homeではPS3ユーザーのみの処理能力で1PFLOPS(1ペタフロップス)を達成し、これは当時のスーパーコンピューター並みの性能で2012年のプロジェクトへのサポート終了までに1500万人のユーザーが参加したらしく、大活躍だったようですよ(笑)

PlayStation3はゲーム機とコンピューターの迷機だったのかもしれない

この見出しは私が上記の動画を投稿したときに投稿したコメントです。

PS3は個人的にはとても面白い要素を兼ね備えていたゲーム機でしたが、確かにコンピューターの一面を持ったゲーム機でもありました。

残念ながらPS2ほどの成功を収めることはできませんでしたが、とっても魅力のあったゲーム機でもあったとも思います。
2020年の年末にはPS5が発売される予定で、PS5はPS3ほど尖った設計ではないにせよ、SSDのあたりの工夫はゲーム機としてのカスタマイズがしっかりとされており、かなりの工夫が見て取れます。

今後もソニーには任天堂・Microsoftには作れないゲーム機を作り続けてほしいですね(^^♪

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taka

ブログやYoutubeでPCについて解説している27歳のサラリーマン・YouTuber・ブロガー すべて中途半端にしかできていない説がありますがゆったりと好きなことで生きていきたいという願望をかなえるべく 日々動画編集やブログの執筆に奮闘中!

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