筋トレが与えるメンタルへの効果

近年筋力トレーニングの効果が見直されて久しいですが、筋力トレーニングは筋力だけではなく、精神面の安定にも効果をもたらすことがわかっております。

筋トレがなぜメンタルにいい効果を与えるのか?それは筋トレを行った後に分泌されるホルモンが要因と考えられております。

筋力トレーニング後に生成されるホルモン

筋力トレーニング後には様々なホルモンが体内で生成され、これらが相互に作用することで幸福感が得られ、精神が安定します。

  • テストステロン
  • セロトニン
  • ドーパミン
  • Βエンドルフィン
  • ノルアドレナリン

各ホルモンの効果

テストステロン

テストステロンは骨や筋肉の増強、動脈硬化や生活習慣病の予防、やる気、闘争心の向上などに影響があるとされています。

テストステロンは俗に言う男性ホルモンの一種で「男らしさ」に影響を与えると言われています。テストステロンの分泌が少なくなるとリスクをとる行動(挑戦)をしなくなるなどの悪影響を与えたりします。

テストステロンの分泌は10〜20代をピークに減少するほか、肥満・睡眠不足などの生活習慣の影響によって分泌量が減ることが分かっておりますので、筋トレをしないにしても正しい生活習慣を心掛け、標準的な体重をキープするだけでも効果があります。

セロトニン

セロトニンは幸せホルモンとも言われており、精神の安定、脳を最適化、痛みの緩和など、私たちに多くのメリットをもたらしてくれるホルモンです。

筋トレをすることによってこのセロトニンの分泌量が増え、多幸感を得ることができるのです。

ドーパミン

ドーパミンという言葉自体はよく見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

ドーパミンは幸福感を感じさせるホルモンです。

何かを達成した時や美味しいものを食べた時などに放出され脳に快感与えると言われています。

Bエンドルフィン

エンドルフィンも多幸感を感じさせる脳内化学物質で、「幸せホルモン」などともいわれています。ランニングなどを行なっている方達が感じる「ランナーズハイ」このBエンドルフィンが原因だと考えられています。

ノルアドレナリン

ノルアドレナリンは脳や副腎で分泌される神経伝達物質・ホルモンになります。

主に痛みや痒み、人間関係のストレスなどを感じた時に分泌されると言われており、ノルアドレナリンのおかげでストレスに立ち向かうことができるとされているます。

まずは自重トレーニングから

筋トレを行うことで精神的にいい効果があるということはお分かりいただけたかもしれません、だからと言って急にスポーツジムに通う必要はありません。

まずは腕立て伏せやスクワットなどの自重トレーニングから始めるほうがいいでしょう、バーベルなどを利用するウェイトトレーニングはけがのリスクもありますので、健康を重視する場合は自重トレーニングでも十分その恩恵を得ることが可能です。

もし、自重トレーニングに飽きてしまうようであればトレーニング用のゴムチューブなどを利用したチューブトレーニングを取り入れることでけがのリスクなどを下げることも可能です。

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筋トレには様々な効果がある

筋トレをすることで様々なホルモンが分泌されることで精神の安定の効果、自信を持つことができます。

また筋トレには今回紹介した以外にも認知機能の向上や骨密度の向上、ダイエット効果など様々な効果があるとされています。

自分の体力レベルに合わせた筋力トレーニングを行うことで、心身にいい影響を与え、人生を好転させるきっかけになるはずです。

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